アシスタント・プロフェッサー in アメリカ

2018年からアメリカでアシスタント・プロフェッサーとして働き始めました。主に研究経過を記録として残していこうと思います。

20ページの査読者への返答の結果ー最終編ー

今日、major revisionを経てのminor revisionだった、返答に20ページ近くかかった論文がついにアクセプトされました!minor revisionの返答を提出してから10日ぐらいで、結果がきた。

aimhigh20190212.hatenablog.com

この論文は初めて混合成長曲線モデル?(Growth Mixture Modeling)を使った論文で、レビュアーの1人から分析に関して色々指摘を受けた。GMMはその名の通りmixture modelingの一種だけど、縦断的データを分析する時に使う。今年の初めにアクセプトされた論文で一時点のみのデータを分析するのにmixture modelingを使ったけど、縦断的データは色々複雑な分、GMMで調べられることも多い。

GMMを使った論文はたくさんあって、それを参考にしつつ書いたんだけど、大多数はメインの分析だけをやってて(特に4-5年前ぐらいの論文)、ただ、レビュアーからは細かいところまで分析・報告するように言われた。こんな感じで、同じ分析でも時間が経つと、推奨されるやり方や手順も変わることがあるので、知識を更新していくことは大切。しかも、このレビュアー、参考になる論文も列挙してくれて、丁寧だった。おかげで色々学ぶことがあった。

 

ということで、現時点で
R&R(単著)が一本。
Under Review(単著)が一本。

2020アクセプト:
単著が二本。
First authorが三本。
Second authorが一本。