アシスタント・プロフェッサー in アメリカ

2018年からアメリカでアシスタント・プロフェッサーとして働き始めました。主に研究経過を記録として残していこうと思います。

COVID-19による論文投稿の変化

先月、論文(COVID-19とは無関係)を投稿しようと思ったらエディターから今年一杯はCOVID-19関連の論文しか受け付けないと書いたけど、、、

aimhigh20190212.hatenablog.com

 

それ以外にもアクセプトされている論文の質の変化があった。それはデータ無しでの論文の数の急増。ジャーナル的にはCOVID-19の情報を迅速に公に共有したい、または記録的な目的があるのかもしれない。今ここの場所ではこういう状況になっている。詳しいデータは集められないけど、社会的な情勢はこう変化してるとか、COVID-19に対処する際にはこういった点に注意しないといけない、といった情報を論文にして共有・記録してる感じか。

何というか、複数のジャーナルでアクセプトされた論文の一覧を見たら、このような論文がほとんどで、異質な光景で驚いた。

私はというと、すでにデータを集めている途中なので、変わらず実証的な研究を論文にしていこうと思います。