アシスタント・プロフェッサー in アメリカ

2018年からアメリカでアシスタント・プロフェッサーとして働き始めました。主に研究経過を記録として残していこうと思います。

初投稿

今年からアメリカでアシスタント・プロフェッサーとして働くことになり、その経験を記録するために、初めてブログを始めることにしました。日ごろの研究や、海外に住んでいるので日常生活のことを書いていこうかと思います。

赴任して初めての学期が終わり、今日成績も出しました。秋学期には、授業を3つ教えるのに加え、助成金(seed grant)に応募したり、研究を始めるため大学のIRBに申請書類を提出したり、(もちろん)論文を書いたりしてました。

所属先の大学は、最近研究に力を入れ始めていて、seed grantも年間3-400万円と社会科学では大きい額の研究サポートをしてくれるそうです。結果は今月中に出るので、ドキドキしながら待ってます。

IRBの書類は先週許可が下りたので、早速データを院生の協力も得ながら集めてます。

論文の方は、11月から分析・書き始めた(データはすでにあった)論文が出来上がったので、一昨日ジャーナルに送りました。今回思い切ってインパクトファクター(IF)の高めの医学系のジャーナルに送ってみました。うちらの分野ではIF<1はなるべく避けたいジャーナル、IF1-2が普通のジャーナルで、2-3になると少しいいジャーナル、3-4はトップジャーナルみたいな感じで、今回送った医学系のジャーナルは4以上とかなり背伸びしてみました。これまで、アクセプトされた論文の多数は1-2で、IFが3-4のジャーナルにも数回アクセプトされましたが、4以上のジャーナルには投稿したことすらありません。もちろん、すぐデスクリジェクトされるかもしれませんが、結果がどうであれ、進展があれば報告しようと思います。